Yahoo!ニュースからの抜粋です。
立命館大学4回生、冨田すみれ子さん(22)は米音楽プロデューサー、ファレル・ウィリアムズのHappyのリズムに合わせて日中韓の若者でダンスを踊ってみようと考えた。
名づけて「日中韓Happy」。政治やメディアのいがみ合いがそれぞれの国の市民感情にまで影を落とし始めた。冨田さんが暮らす大阪でも在日の人たちにヘイトスピーチが向けられる。
「同じ人間なのに、どうして忌み嫌い合わなければならないの」
冨田さんの言葉は、筆者がサッカーのボスニア代表元主将・監督ファルク・ハジベジッチ氏に「どの民族の出身ですか」とたずねたとき、「私は人間だよ」と答えたのを思い出させた。
ボスニアは1990年代、3民族が血で血を洗う内戦に突入、20万人の死者を出した。ヘイト(嫌悪)に笑顔で立ち向かってみよう。冨田さんの呼びかけに日中韓の若者約100人がHappyを笑顔で踊った。