今朝いつものように朝食をとりながら新聞を見ていると見慣れた二人が朝日新聞三河版に紹介されていました。

僕は思わず『何じゃこりゃ~?!』と松田優作ばりに叫んでしまいました。

つい先日、実家のペンキ屋さんの話題をブログで紹介しましたが新聞にウチのオヤジとアニキが大きく出ているじゃありませんか!!

朝日新聞三河版

朝日新聞三河版

●豊橋の児童福祉施設で

 豊橋市内の児童福祉施設で、塗装のボランティアを始めたペンキ職人がいる。豊橋市曙町の山村雅春さん(49)。「ハンディを背負った子どもたちの力になりたい」。今月、2カ所目となる施設で、ペンキ塗りを終えた。(岡田匠)

 豊橋市高師町の児童デイサービス事業所「豊橋くすのき学園」。すべり台やブランコが並ぶ約500平方メートルの中庭を囲むように、高さ1メートルほどのフェンスが並ぶ。25年ほど前から塗り替えをしておらず、茶色くさびていた。
 5月中旬、山村さんはフェンスの塗装を始めた。3回目の作業日となった今月2日、父親で、「山村塗装店」社長の隆義さん(75)と2人で仕上げをした。数日前に塗ったさび止めの塗料の上から緑のペンキを重ねていった。約4時間、ハケを動かし続けた。
 「子どもたちが『おじさん、何やってるの』って話しかけてくれる。笑顔を見ていると、金もうけよりも大切なものを得られたような気持ちになる」
 同園の波多野豊子園長は「塗り替えようと思っていても、なかなか予算を回せなくて。ボランティアなので本当に助かる」と感謝した。
 父の店に入ってから20年近く、ペンキ塗り一筋。そんな山村さんが施設の塗装を思い立ったのは、今春のことだ。
 昨年秋以来の不況で、仕事が1~2割減った。経営の勉強を兼ねて1月、全国の業者が集まる「日本建築塗装職人の会」(埼玉県)に入った。勉強会に参加するうちに、職人たちが社会貢献に取り組んでいることを知った。「職人を続けてこられたのも、地域の人たちのおかげ。恩返しをしたい」という思いが強くなった。
 真っ先に思いついたのは、障害を抱えたり、虐待を受けたりして施設で暮らす子どもたちだった。「複雑な事情を抱え、家庭で暮らす子どもとはスタート地点が違う。職人の姿を見てもらって、将来、社会に貢献できる大人に育って欲しい」と考えた。
 4月中旬、インターネットなどで施設を調べ、児童養護施設「豊橋若草育成園」(同市高師町)に電話で申し込んだ。週末に3回通い、子どもたちが習字の勉強で使う教室の壁を塗り替えた。子どもたちからは、お礼の言葉が書かれた色紙が届いた。今後、市内のすべての施設を回るつもりだ。さらに、「豊橋を回りきって、東三河の施設にも広げていきたい」と考えている。

『聞いてないよ~!』

とてもビックリした朝でした。